ひなたぼっこしながら、本読んだり、考え事したり・・。


by hinahina-bocco
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カテゴリ:books( 12 )

胎内記憶 by 池川 明

横浜市内の産婦人科医の先生が書かれた本。

お腹の中にいたときの記憶、科学的に証明しづらいことを、
現役の医師が本にするとは!?・・ちょっと驚きです。
新聞や雑誌にもコラムなんかを寄せていますけど。

子供がお腹の中にいたときのことを憶えてるなんて、すごーい!という
ことにとどまらず、それを前提にした妊娠中の過ごし方、成長に与える影響、
妊婦や胎児だけの問題ではなくて、すべての人が「胎内記憶」と関わるんだという
内容なのでした。


実は、この先生は我が家のホームドクター。
ムスメを出産したのがこのクリニックで、乳児健診や予防接種、その後も風邪ひいた、
熱が出た、などと親子でお世話になっています。(内科併設なので)

お医者さまなのに(・・と言う方は失礼かも知れないけど^^;)、薬をあまり処方されないタイプの
方で、「自然治癒力」や「人間の本来持つ力」を活用すべきとされるところが、こちらとしても安心なもので、
病院らしくないクリニックの雰囲気も好き。


アロマ講座とか、池川先生の本とか、
「自分のこころとからだ」「自然の力」を意識させてくれるものに出会うことが多い、
今日このごろです。。
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by hinahina-bocco | 2008-08-07 22:48 | books
珍しくシリーズものにハマっております。

女性初の元エリート航空自衛官で、頭脳明晰、戦闘機も操縦できるという主人公。
とある事件をきっかけに退官し、臨床心理士となった彼女は、持ち前の動体視力と
臨床心理学の知識から、瞬時に人間の感情や意思を見抜いてしまう。

「そんなばかな・・」と思える設定ではありますが、「ありえないとも言い切れない」ところに
魅かれて行くんだと思います。
夏休みの旅行用に、と何気なく書店で見つけたのですが、過去には映画化などもされて
いたようですね。(ワタシは角川文庫シリーズで堪能しております)

物語で起きる事件は、ちょっとリアリティに欠けるというか、突拍子もない感もありますが、
現実レベルで起こりうる出来事に、現実レベルで存在しうるであろう主人公が、事件解決に
挑むストーリーはテンポもよく、個人的には好きな文章タイプです。

これまでのシリーズを読破したくなります(^^)。
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by hinahina-bocco | 2007-09-04 08:42 | books

『眉山』 by さだまさし

映画ではなく、またまた原作にて鑑賞(^^;)。

父の顔を知らずに育ち、東京で1人暮らしをしていた主人公が、唯一の肉親で
ある母親が末期がんであることを知り、故郷の徳島で残された日々を過ごす・・。

娘の視点を中心にストーリーは展開して行くのだけど、下町気質の母親の生き様が
とにかく素敵!と思いました。
大好きだけど、世間からは許されることのない恋の結果、1人で子供を産み、育て、
最期まで気丈に振舞う姿。男性顔負けの強さと、女性ならではの繊細さを併せ持つ、
といったところでしょうか。

娘にも内緒で、献体を希望していたのはなぜ?

物語のラストでそれがわかります。
気風が良くて、背筋がピンとして、弱音なんて吐かないぞっ!てな感じで生きてきた女性の、
誰にも見せることがなかった、弱くてもろくてどうしようもない部分がちょっぴり見えた気がしました。


スクリーンで観なくても、涙できる一冊。

『解夏』もそうだったな・・。
さだまさしの文章が秀逸なのか?ワタシの涙腺が弱いのか?(^^;)
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by hinahina-bocco | 2007-06-25 13:49 | books
原作はマンガで作者も別の方ですが、
最近、映画化された内容をノベライズした本です。

(映画を観に行かずに、またまた文庫で鑑賞してしまいました・・^^;)

二卵生双生児の兄と妹が恋に落ちるという話。
現実離れしていますが、まったく存在し得ないことでもないのでしょう。
原作のマンガも映画も見ていないのですが、文章から受ける印象は、
テーマが禁断の愛にも関わらず、重すぎず、軽すぎず。
主人公(兄・妹)目線で文章が展開されていくので、自分勝手と言えば
自分勝手な気がしないでもないですが。

相手をすごーく大事にしたい気持ち。
自分が守ってあげたい、守ってもらいたい、うまく言えないけどそばにいたい。
夫婦、親子、兄弟、友人・・。
日常の中で、いつもじゃなくてもふっとそういう感情を抱く瞬間って誰にでも
あるんだと思います。
それを「恋」と呼ぶのが正しいかどうかはわかりませんが。
誰かを大事に想う気持ちに、是非はないですよね。
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by hinahina-bocco | 2007-03-13 09:18 | books
 旅行でも、出張でも、海外に来ると日本にいるときと違い、
 時間がたっぷり。まさに、本は旅トモ・・。

 戦前生まれの父、家政婦から後妻となった母、先妻を母に持つ兄弟、
後妻の連れ子と再婚後に生まれた姉妹、長兄の娘、と複雑な関係を持つ
家族のそれぞれのストーリー。

 後妻となった母の死をきっかけに、それまでのわだかまりや確執が
少しずつほぐれると同時に、家族にも言えない個々人の内幕・・。

 普段は気づかない、自分以外の家族の視点を擬似体験できるような
感覚です。不倫、いじめ、戦争、と何気に日頃世の中を騒がせるテーマが
無理なく織り込まれているのもなかなかです。

 読み終わった後に、家族のこと、それぞれを取り巻く環境について
思いをめぐらせる一冊でした。
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by hinahina-bocco | 2006-12-14 11:37 | books
文庫本の帯の「映画化決定!」の文字に魅かれて読んでしまいました。
公開前に原作を読んでしまう、変わりものなワタシ(^^;)。

普段、ミステリーや辛口エッセイ系が多いので、その他のジャンルには
なかなか興味がわかないのですが、たまには・・という感じで。

全体的にほんわかした雰囲気の漂う文章で、登場人物ひとりひとりの
心境とかが「ん~、わかる、わかる!」ってな感じで読み進んで行き、
最後は(勝手に)ハッピーエンドかなー、と思っていたら、あら!という感じ。
(すいません、拙い表現で ^^;)

誰も傷つけずに、幸せになりたいって気持ちは誰にでもあるのに、
それをうまく実現することは、すごく難しい。
わかってるけど、やっぱ自分の幸せは大事だし、誰かを傷つけて後悔するのも
いやだし・・、みたいな揺れ動く気持ち。
バランスを取るしかないのかも知れないけど、それもまた難しい話。
でも、自分が幸せじゃないと、他の人を幸せにするのはちょっと厳しいかな・・?

とかとか。

読み終わった後、ちょっと考えてみたりしました。
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by hinahina-bocco | 2006-09-20 15:07 | books
週末に本屋さんをのぞいたところ、発見。即、買いました!

『バカの壁』『死の壁』の続編・・と著者も述べているとおり、前2作の内容と重なる部分もありますが、「今の世の中、何かが変。ものの見方、考え方が変?」と投げかけられると、そうかも知れませんねぇ・・と納得させられる1冊です。

世の中でいろいろ騒がれている問題について触れていますが、新聞・テレビで見聞きする情報とは違った視点での意見にこれまた「ん~、なるほどねぇ・・」と感じます。
当たり前と思っていることを、もしかしたらそうじゃないのかも?・・と考えるのって、大事なんだなぁ、と。(考えすぎちゃうのもまずいんでしょうが ^^;)

著者の3部作を読むと、ものごとを多角的に見られるようになる気がします。
日ごろアタマが固くなってるかなーと感じる人に、おススメです。
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by hinahina-bocco | 2006-01-17 08:40 | books
ドラマも毎回涙しながら観てますが、どうしても演じる役者さんのイメージが出てしまうところがあるし、ドラマでは描かれない部分も原作にはあるし、ということで早速。
正直、私自身(健康なのですが)気分的にいろいろ落ち込むことがあった時期だったので、この本から何か得るものがあるんじゃないか?・・という期待もありました。

当たり前にできていたことが、病気によって不可能になっていく。
歩く、食べる、話す・・。手術や薬で治る病気ではない。
もし自分が、家族が、友人が同じ病気だったら? 何ができるんだろう?

「現実を受け入れて、前向きに生きようと思えるまで1リットルの涙が必要だった」

『私は今の現実をちゃんと受け入れているだろうか?前向きに生きているだろうか?』

いろんなことを思いながら読んでいたので、ところどころ読み飛ばしのようになってしまいました。日を改めて、きちんと読み返したいと思います。
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by hinahina-bocco | 2005-12-01 09:57 | books

『半落ち』 by 横山秀夫

すでにDVDも発売されていたので、見てみたいな~とは思っていたのですが、本屋さんで文庫版を発見! 即、買いました(^^;)。

ストーリーは、痴呆症の妻を殺害した元警部の犯行後自首するまでの「空白の2日間」をめぐり、警察・検察・弁護士・新聞記者・刑務官の視点から様々な展開が広がり、最後の最後でようやくその真相が明らかに・・!

事件そのものは犯人である元警部の自供により単純明解なのですが、「空白の2日間」が語られないがためにいらぬ憶測を呼び、組織間の対立構造や事件とは直接関係のない”しがらみ”みたいなものが次々と浮き彫りになります。

真相が謎のまま、事件とは別の展開が続くので、ちょっともどかしくなる感もありますが、憶測が憶測を呼び・・みたいなストーリーにもぐんぐん引かれていき、最後に真相にたどり着いたとき・・、泣きました! まじで。

最近、見たいと思う邦画はほとんど原作読みしちゃってます。(^^;)
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by hinahina-bocco | 2005-09-23 09:24 | books
もうすぐ公開(・・すでにされてるかな?)の映画の原作。
テレビで予告編を見て、「本、読みた~い!」と思うワタクシ(^^;)。

ピアニストとしての前途を絶たれた主人公が、知的障害を持つ少女とともに訪れた地で起きる『奇蹟』。

映画で見るときっと奇跡的な色合いが強くなるのかな・・と勝手に想像しながら読みました。
ヒトのココロ(意識)が入れ替わるという、ちょっと現実味には欠けるストーリーですが、俳優さんの表情やしぐさで表現される心の動きが、文章だと細かい部分までよくわかります。
脳の構造や知的障害に関する情報などが随所に折り込まれており、文庫本にしてはちょっと厚めなほうですが、後半部分はどんどん読み進んじゃいました。

映画も見てみたくなります・・。
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by hinahina-bocco | 2005-06-09 15:48 | books